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変化を読み取る…
新聞や雑誌などの情報集からの気づきを
毎週火曜日にコラムに纏めて配信しています。
原理原則にもとづき、時代の変化を読み取る…
コンサルティング現場での気付き、新聞や雑誌などの情報集からの気づきを毎週火曜日にコラムに纏めて配信しています。 変化を読み取るには、事実をどう見るか…という多彩な視点からの情報収集が最も効果的です。 藤冨ならでは、独自の視点で「現実社会」に斬り込んでいきます。 メルマガに登録すれば、コラムの読み忘れもありません。 ぜひ、奮ってご登録ください。
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昨日は、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学といった上位校学生が会員の
80%以上を占めるWEBサイトを運営する方から拙著「営業を設計する技術」
の取材を受けてきました。
そこで、マーケティングでも、営業でも、結局はクリエイティブ性が必要な
んですね…という議論になり、
では、クリエイティブ性は誰でも身につけられるのか…という「問」にぶち
当たったのですが…
私は「誰でも出来る!」という軽率な発言はしたくないのですが、それでも
あるコツを身につければ出来るようになる!と断言し、解説をしたことろ…
なるほどーと、一瞬で理解してもらったようです。
例えば、コーヒー。
コーヒーの効用や機能をどんどん分解していってください。
・喉の乾きを癒す
・リラックス
・朝の目覚め
…
様々な要素に分解できます。
では、喉の乾きを癒す他の代替品は? 水、ソーダー、ビール…
リラックスの代替品は? マッサージ、温泉、ハーブティー…
気持ちよく朝の目覚めさせる代替品は? 音楽、シャワー、冷たいミルク…
など、様々な間接競合が浮かんできます。
で、その時に、我が社の商品は、どの効用を満たす事が得意なのか、
代替商品に負けない要素は? または代替商品や直接競合商品が入り込めて
いない市場(ウリ先)は???
と発想を展開していけば、どのような商品でもクリエイティブが可能になって
いくのです。
もちろん、発想を拡げたあとは、原理原則で収束させ「フルイにかける」必要
はあるのですが、考える手順というのもは、決まっているものなのです。
クリエイティブというと、芸術家のように「無から有」を生み出す作業のよう
に考えられがちですが、発想を生み出すロジックというのは意外にもシンプル
なのです。
現状を打開する策が見つからないと…と嘆くまえに、まずは上記のような思考
展開で、自社の商品が売れていく道筋を探してみると、ずっと動かなかった岩
が突然ゴロっと動きだすかも知れません。
4%の法則だったのでしょうか?
現状のまま何も手を打たないと、毎年4%づつ衰退していく…という定説があ
ったと思います。
その真偽のほどは分かりませんが、何もしなければ確実に事態は悪化していく
のは、間違いありません。
どんな市場にも「ライフサイクル」があるのですから…
今日は、そんな観点から【現状維持は、衰退の始まり】というコラムを書き
あげました。
お時間を作って、是非お読み下さい。
【コラム更新】 <現状維持は、衰退の始まり>
→ http://j-ioc.com/column/1380/