とことん「本質追求」コラム第501話 激動の時代!「勝者」となるために必要不可欠な「知識」とは

 

「コラム500号って、凄いことですね。ぜひ500号記念〈断絶の時代に生き抜く経営意識改革セミナー〉に行きたいのですが…なぜ営業とは無関係のビットコインの先生を呼ぶのですか?これって投資セミナーですか?」

 

5年ほど前に藤冨がコンサルティングをしたクライアント企業の社長から、久しぶりの連絡が入りました。

しかも、わざわざ東京にまでセミナーに来てくれるとのこと。

嬉しい限りです。

 

▼断絶の時代に生き抜く経営意識改革セミナー▼

https://www.j-ioc.com/wp2024/seminar-info/12139/

 

でも、参加申し込みの前に、冒頭の質問が…。

なるほど、ちゃんと説明をしないと、脈絡がないように感じてしまいますね。

 

結論から言いますと、投資セミナーではありません。

激動の時代がきても、ビジネスで稼ぎ続けたい経営者やビジネスマンに向けて、「次なる時代の動きを感じてもらうために企画したセミナー」です。

 

時代が変われば、売れるものが変わります。

 

さらに、消費生活者の行動が変われば、売り方も変わっていきます。

テレビCMよりも、ネット広告や動画広告、SNS広告などの広告媒体が変化していくことを見ると理解できると思います。

 

さらに、決済が変わると、消費行動が変わります。

1960年に池田内閣が打ち出した「所得倍増計画」は、住宅ローンという政府あげてのキャンペーン推進によって庶民にも高額な家を手に入れることができるようにしました。

「身の丈にあった消費」から「夢を購入する消費」に変えたことが、池田内閣の功績だったと振り返ることができます。

(振り返るとこんなに簡単にGDPを増やす戦略はありませんね)

 

つまり「時代が変われれば、売り物・売り方が変わる」ということ。

その匂いを感じ、感性を高めておくことが「営業センスを磨くこと」と、藤冨は信じて疑いません。

これまでセミナーやコンサルティング等を通じて優秀な営業マンを100人以上は見てきました。

 

彼らは自分の売っている商品を売るために「時代」をうまく営業の中に織り込む工夫・努力を惜しみません。

 

例えば…

キーボードを使わずに見積・請求書を発行できるシステムを販売している営業マンがいました。

彼は、DXというキーワードが流行るとすぐに「アプローチブック(紙芝居式のプレゼン資料)」をDXの新聞記事を折り込みます。

また、コロナで外出自粛が余儀なくされる生活者が増えると、老夫婦が経営する「地域密着型の電気屋」に集中的に営業をしていきました。

 

どんな時代でも売りまくる男。

 

その共通点は、自社商品が売れるネタを貪欲に吸収し、営業に活かしていることです。

 

当たり前のことですが、経営も一緒です。

 

飲食店で店員さんに来てもらうための「電子式の呼び出しベル」を販売するトップシェア企業のホームページは、いぜん飲食店を主としたPRをしていました。

他にも、工場や病院にも利用されていましたが、あくまでも「他にもこんなところで活用されています」的に事例紹介としてPRされていたのですが…

 

コロナ直後に飲食店が壊滅的なダメージを受けた際、私も同社の経営が気になって久しぶりにホームページを見てみると…

 

見事に飲食店一色の売り出しから、3業種(飲食、工場、医療)同列のPRがされていたのです。

 

「さすが!」の一言。

数年間、コンサルティングで一緒にセンスを磨き上げたマーケッターの手腕だと感じました。

 

どんな時代でも、好業績を叩き出す企業・人の共通点は、時代を感じる力です。

 

時代を感じ、営業に活かし、潜在客・見込客に「自社商品の有用性」を気づかせる努力を惜しまない企業・人は、常に優れた成果を叩き出します。

 

数年前から藤冨は、3年前から「不況」に突入することを予想していました。

 

・第345話 ピンチこそチャンス!https://www.j-ioc.com/wp2024/column/6007/(2019年1月1日)

・第374話 和暦が変わってから3年以内に大きな時代の変化が起きていた?!https://www.j-ioc.com/wp2024/column/6438/(2019年7月23日)

・第375話 成長の芽は、不安の向こう側に存在しているhttps://www.j-ioc.com/wp2024/column/6449/(2019年7月30日) 

 

など、コロナショックが始まった1年前に「嫌な予感」を感じ、皆さんにお伝えしてきたのです。

 

藤冨は預言者ではないので、不況の入り口が「パンデミック(コロナ)」になるとは想像していませんでしたが…

 

それでも、満ちたものは欠ける…という原理原則から「世界の統計」をみると、明らかに不況に突入する「衝撃的な事件」が来ることだけは予測(×予想)できていました。

 

衝撃的な事件が、日本のバブル崩壊の引き金になった「金融の引き締めからくる、投資マネーの逃避」なのか…

「外圧による金融の自由化」なのか…

何がトリガー(引き金)になるのかは、わかりません。

 

しかし、大切なことなので、もう一度言いますが、原理原則は不変なのです。

「満ちたものは欠ける」

膨張したものは、いずれ壁を崩壊させ、局面の大回転が起きる…。

「本質を見抜く考え方」の著者 中西輝政先生の「鹿威しの法則」に習ってみても、間違いのない「見方」なのです。

 

経営者のみならず、ビジネスリーダーは、時代を読み、事前に対策を考え、時が来た時に、即行動を起こせるだけの「感覚」を磨き続ける必要がある。

 

藤冨が、これまでの優れた企業、一流の営業マンに出会ってきて、強く実感していることです。

 

2021年も残すところ3日間…

2022年以降は、コロナをトリガーにした「鹿威しの法則」が起こる可能性が高いです。

少なくても、ここから3年以内には間違いなく局面の大回転が起こります。

 

 

・2021年、米国債上限引き揚げによるデフォルト回避(応急処置)

・中国不動産のバブル崩壊懸念(払拭できない恒大の破綻リスク)

・日本国債(国の借金)が2021年3月末に過去最悪の1216兆4634億円にまで膨張

 

満ちたものは欠ける。

原理原則です。

 

そして、次の時代に移行するため…

つまり「欠ける」時に、材料として使われる可能性の到来する可能性の高い「貨幣の転換」は、すでに芽吹き始めています。

 

・ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨の市民権の獲得

・ビットコインを法定通貨とした国家(中米のエルサルバドル)の登場

・国連のSDGs(持続可能な開発目標)の目標の一つ「金融包摂」

・アナログ通貨国家である日本にも浸透してきた「デジタル通貨」

・世界の中央銀行86%が「法定通貨のデジタル化」を推進(2020年時点のデータ:ビットコインが引き金になっている)

 

など、「次の時代に以降するためのイベント」と「次の時代に以降するための材料」…つまり役者が、もう私たちの目の前に現れているのです。

 

この役者たちが、どう役割を演じ、どのようなドラマが展開されていく可能性が高いのか?

 

未来も稼ぎ続けるために…・

そして生き抜くためには、時代の変化を正しく知る必要があります。

 

あなたは、2022年以降どのように時代が変化していくと感じていますか?

 

 

追伸

 

ビジネスマンとして生き残りを賭けた競争で、勝者になりたい方は、一見の価値があります。

これまでの価値観にしがみつきたい方は、参加をご遠慮ください。

 

▼断絶の時代に生き抜く経営意識改革セミナー▼

https://www.j-ioc.com/wp2024/seminar-info/12139/